国立競技場へ電車で向かうとき、どの駅を利用するのが便利かを事前に知っておくことは大切ですね。
近辺にはいくつかの駅がありますが、駅から競技場まで歩く距離が長いと不便を感じることも。
どの路線を利用するかにもよりますが、アクセスが最も容易な駅は一体どこなのでしょうか。
この記事では、国立競技場への電車でのアクセス方法について詳しくご紹介します。
国立競技場の所在地と周辺の見どころ
東京2020オリンピック・パラリンピックで中心的な役割を果たした国立競技場の詳細案内です。
国立競技場の近くには、様々なスポーツ施設や文化的な施設があります。
ここには、東京体育館や神宮球場、さらに神宮第二球場、秩父宮ラグビー場、絵画館、テニスクラブ、日本青年館などが位置しています。
はじめに確認しておくといいのは、国立競技場の具体的な場所です。
国立競技場の住所と地理情報
国立競技場へお越しの際は、事前に住所と地理情報を把握しておくと便利です。
住所:〒160-0013 東京都新宿区霞ヶ丘町10−1
国立競技場の各方位の入口解説
国立競技場への訪問時、各入口の位置を知っていると便利です。この競技場には、四方を囲むように主要な門が設けられています。
・北側にある千駄ヶ谷門
・西部に位置する中央門
・南側の外苑門
・東側に設置された青山門
これらの門から競技場を一周することができますが、座席によっては、長い距離を歩かなければならない場合もあります。
国立競技場への最適な駅は?アクセス方法を解説
国立競技場に行く際、どの駅が一番近いのかが気になるところですね。
国立競技場へのアクセスに便利な駅
国立競技場への電車でのアクセスには、公式に案内されている3路線の4駅が主に使われています。
これらの駅から競技場まで歩く時間は次のようになります。
※この案内では、国立競技場駅を目的地として、所要時間が算出されています。
千駄ヶ谷駅(JR総武線各駅停車):徒歩5分程度
新宿から国立競技場への行き方として、JR総武線各駅停車で千駄ヶ谷駅に降りるルートがおすすめです。
都営大江戸線を利用する手もありますが、JR線からの乗り換えでは相当の距離を歩く必要があります。
新宿駅の広さと複雑さを考えると、迷わずに済むJR総武線各駅停車への乗り換えが最適です。
信濃町駅(JR総武線各駅停車):徒歩7分程度
JR信濃町駅は、総武線各駅停車において、千駄ヶ谷駅のひとつ手前の駅として位置づけられています。
東京駅や千葉方面、さらに御茶ノ水駅や秋葉原駅からのアクセスの場合、信濃町駅は千駄ヶ谷駅に到達する前にあります。
そのため、どちらの駅で下車するかは、旅行者の好みや状況によって異なります。
試合やイベント時に千駄ヶ谷駅が混雑している場合は、信濃町駅で下車することも良い選択肢となるでしょう。
外苑前駅(東京メトロ銀座線):3番出口から徒歩14分
国立競技場へは、渋谷駅や新橋・銀座・上野などから東京メトロ銀座線を利用すると便利です。
外苑前駅まで乗り換えなしで到着でき、JR線を利用するよりもおすすめです。
国立競技場駅(都営大江戸線):A2出口から徒歩1分
最も国立競技場に近い駅は都営大江戸線の国立競技場駅になります。
代々木駅からはたった一駅で、これはJR総武線を使って千駄ヶ谷駅に行くのと同じですが、国立競技場駅は駅からすぐの位置にあるため、より近いと言えます。
また、都営大江戸線は六本木、大門、汐留、門前仲町、練馬などからも乗り換えなしで来ることができます。
羽田空港からは東京モノレールで浜松町駅へ行き、大江戸線の大門駅への乗り換えが可能です。
国立競技場駅へのアクセスとその特色
国立競技場駅は、出口から国立競技場までが非常に近く、迷うことはほぼないでしょう。
ただ、ホームから地上への道のりがやや長めで、混雑時には時間がかかることがあります。
また、都営大江戸線は東京の地下鉄の中でも比較的新しい路線です。日頃から使わない人には、路線図が理解しにくいかもしれません。
都営大江戸線の主要な停車駅には、都庁前駅から春日駅を通る外回りと、光が丘駅から大門駅を通る内回りの2つのルートがあります。
この路線は環状に走っていますが、通常の環状線とは異なり、路線図が分かりにくく感じることがあるでしょう。
都営大江戸線路線図↓
国立競技場まで徒歩で行けるその他の駅案内
国立競技場まで、以下の駅から徒歩でもアクセスできますので参考にしてくださいね。
青山一丁目駅(東京メトロ銀座線):1番出口から徒歩18分ほど
青山通り沿いを歩き、いちょう並木を抜けて進むと、神宮軟式球場の噴水を左側に見て曲がるとすぐに国立競技場が見えてきます。
徒歩で約18分ほどかかりますが、国立競技場駅までの距離を考慮すると、思ったよりも早く到着するかもしれません。
北参道駅(都営副都心線):2番出口より徒歩14分
地図で見ると国立競技場駅までは徒歩約14分と表示されていますが、JR千駄ヶ谷駅前経由せずに行くと、もう少し時間を短くすることが可能です。
東京体育館の近くの交差点を右折して進むと、やがて国立競技場が目に入ります。
ただし、北参道駅からは細い道を通るため、道に慣れていないと迷う恐れがあります。歩く方向には特に注意が必要です。
国立競技場へのアクセスはどの駅が便利?
最適な駅の選定では、JRを利用する場合は千駄ヶ谷駅がおすすめです。
地下鉄を使うなら少し歩くことにはなりますが、外苑前駅が適しています。
電車での移動や乗り換えに問題がない場合は、都営大江戸線の国立競技場駅が一番便利でしょう。
ただし、皆さんの出発点によって最も便利な駅は変わるので、それぞれの状況に合わせて駅を選ぶことが大切です。
まとめ:国立競技場へのアクセス方法とは?電車の最寄り駅やおすすめの駅についても
国立競技場へ行く際は、大体試合やイベントが目的ですよね。イベントに遅刻しないためにも、自分にとって分かりやすいアクセス方法を選ぶことが大切です。
少し遠回りでも乗り換えが容易な道のりや、降りた駅から目的地に直行できる駅を選びましょう。
スマートフォンの地図アプリを利用すれば迷う心配は少ないですが、それでも心配な場合は事前にしっかりとルートを調べておくことをおすすめします。