道祖神祭りは自然豊かな野沢温泉村の馬場の原地区で開催されます。このエリアは中央ターミナルから南に進むと目の前に広がります。
この記事では、道祖神祭りの日程や開催場所、時間、イベント内容、駐車場情報、交通アクセスなどの詳細をご紹介します。
道祖神祭りを楽しむための必要な情報をまとめていますので、ぜひ参考にしてくださいね。
- 野沢温泉道祖神祭り2024の開催場所
- 野沢温泉道祖神祭り2024のスケジュール
- 野沢温泉道祖神祭り2024の混雑について
- 野沢温泉道祖神祭り2024のアクセス
- 野沢温泉道祖神祭り2024の駐車場情報
- 野沢温泉道祖神祭り2024の見どころ
- 野沢温泉道祖神祭り2024の歴史
- 野沢温泉の効能は
- 野沢温泉道祖神祭り2024の宿泊ホテル
- 野沢温泉道祖神祭り2024の周辺グルメスポット
- 野沢温泉道祖神祭り2024の周辺スポット
- まとめ:野沢温泉道祖神祭り2024|開催場所や日程・混雑・見どころについても
野沢温泉道祖神祭り2024の開催場所
道祖神祭りの開催場所は以下の通りです。
開催地は、野沢温泉村の中心地、馬場の原から中央ターミナルを南に下って、タクシー乗降所の近くを右に曲がるとあります。
ただし、ナビゲーションにこの住所を入力しても正確な場所が表示されないことがあります。そんな時は、「野沢温泉村役場」を目印にすると迷わずにたどり着けますよ。
役場の住所はこちらです。
〒389-2592 長野県下高井郡野沢温泉村大字豊郷9817
お祭り用の駐車場は役場周辺に設けられており、役場から北に少し歩くと祭りの会場があります。
役場に着けば、祭りの会場への案内看板もあるので、迷う心配はありません。
野沢温泉道祖神祭り2024のスケジュール
野沢温泉で行われる道祖神祭りは、1月13日から始まり3日間続きます。祭りのハイライトは1月15日に設定されています。
開催スケジュール
1月13日:午後1時から御神木を町中に運ぶ儀式
1月14日:神社の社殿を組み立て、完成させる
1月15日:夜にはメインイベントの火祭りが行われる
1月15日の火祭りのタイムテーブル
19:00:火元もらい
19:30:燈篭到着
20:00:花火、道祖神太鼓
20:30:火元到着
野沢組惣代の火つけ
初燈篭の火つけ
子供の火つけ
20:50:大人の火つけ開始
22:00:大人の火つけ終了
こうしたプログラムで祭りは毎年進行しています。特に社殿に火を放つ迫力あるクライマックスは21時ごろに始まります。
野沢温泉道祖神祭り2024の混雑について
野沢温泉道祖神祭りは大変な人気を誇り、特に当日はバスが満席になるほどの混雑ぶりです。多くの国内外の観光客が、この祭りを観覧しに来ます。
この期間中、野沢温泉の宿泊施設は非常に混み合い、予約が取れずに近隣の村の宿に泊まる人もいます。
社殿の周りは人でごった返し、110台しかない駐車場はすぐに満車になります。
そのため、公共交通機関を利用するか、宿泊施設の近くから徒歩で訪れるのが良いでしょう。
野沢温泉道祖神祭り2024のアクセス
車でのアクセス
車で祭りに行く場合、上信越自動車道の豊田飯山インターチェンジから117号線を使って約30分で到着できます。
住所:〒389-2592 長野県下高井郡野沢温泉村大字豊郷9817
電車・バスでのアクセス
電車で行く場合は、JR北陸新幹線飯山駅で下車し、直通の「野沢ライナー」バスに乗り、「野沢温泉」で下車します。
料金は大人600円、子供300円です。所要時間は約25分で、野沢温泉からは徒歩3分です。
ただし、飯山駅からのバスの接続には注意が必要です。事前に時刻表を確認してから出かけることをお勧めします。
祭りの日は特に混雑するため、乗り換えにはスピーディーに行動しましょう。
野沢温泉道祖神祭り2024の駐車場情報
野沢温泉で開催される道祖神祭りには、110台が停められる駐車場が用意されています。
駐車料金は1時間100円と手頃です。ただし、この祭りの人気が年々高まっているため、近辺の駐車場はすぐに満車となることが多いです。
そのため、付近の宿泊施設に車を駐車し、そこから歩いて会場に向かうことをおすすめします。
祭りの日は周辺道路も混雑するため、車での移動は控えるのが賢明です。
野沢温泉道祖神祭り2024の見どころ
野沢温泉の道祖神祭りは無料で参加できます。主にかかる費用は駐車料金や宿泊費、交通費などですね。
野沢温泉道祖神祭りのお問い合わせは以下の通りです。
連絡先:野沢温泉観光協会(0269-85-3155)
詳細やご不明な点については、上記の観光協会にお問い合わせください。
野沢温泉道祖神祭りの伝統の攻防戦
野沢温泉の祭りで最も注目すべきは、社殿を巡る伝統的な攻防戦です。
この戦いは、1月15日の夜に始まります。厄年を迎えた男性たちが河野家から聖なる火を受け取る「火元もらい」の儀式からスタートします。
伝統的な方法で火を付けた松明を携え、祭りの歌を歌いながら行列を作り、会場へ戻ります。
道祖神の歌には、こんな歌詞が含まれています
「目出度く建てた、来年も生きていればまた来年も、
友達と共に過ごす時間は素晴らしい、去り際には感謝の涙も」
社殿に戻った後、攻防戦が本格化します。ここでの戦いは、社殿に火をつけようとする者たちと、それを防ごうとする参加者たちとの間で繰り広げられます。
いよいよ来週1月15日は野沢温泉道祖神祭りが開かれます!!
— 【公式】野沢グランドホテル (@nozawa_gh) 2014年1月6日
火付けの攻防戦は圧巻です☆
伝統ある大迫力のお祭りを是非楽しみにお出かけくださいませ♪^^ pic.twitter.com/N3u7fN3VGh
野沢温泉道祖神祭りの社殿
社殿自体は、高さ約10メートル、32畳もの大きさを誇る壮大なものです。この大社殿は祭りのハイライトである火祭りで焼かれるのが特徴です。
社殿の建設には、1月13日に村に運ばれる神木が使用され、伝統的な宮大工技法により、釘なしで一晩かけて組み立てられます。
選ばれる神木は、樹齢100年以上のブナで、高さは約20メートル、直径は約30センチにもなります。
道祖神祭り〜長野県野沢温泉村(過去画像です)
— shinsyu_photo (@shinsyu_photo) 2020年4月2日
野沢温泉村の火祭り道祖神祭りは、国の重要無形民俗文化財に指定されている300年以上も続く歴史あるお祭りです。
藁でできた巨大な社殿に火を付けようとする村人と、社殿に乗った厄年の村人が激しい攻防戦を繰り広げます。 pic.twitter.com/LoRUvCytKb
野沢温泉道祖神祭りの熱烈な攻防戦
火をつける役は野沢組総代、灯篭の奉納者、そして子どもたちが担当し、最終的には大人たちが火をつける役を果たします。
守る側は25歳と42歳の厄年にあたる人々で、彼らは熱心に防衛します。通常、松の枝を振り回して火を消す方法が取られます。
この過程で、喧嘩や火傷が起こることも少なくありません。
1月15日(水)国重要無形民俗文化財指定の「道祖神祭り」が野沢温泉村で行われます。ブナの大木で造られた社殿を松明で攻める村民とそれを守ろうとする厄年の男達による攻防戦は見応えがあります。http://t.co/csYjNTKO2n pic.twitter.com/5lWBfvypNf
— 長野県観光機構/Nagano Tourism Organization🌎 (@yokosonagano) 2014年1月14日
守る側の人数は約20人で、攻める側は約100人という状況です。このため、守る側は真剣に対応しないと社殿が燃える危険があります。
戦いの最中、煙によるのどや目の痛みに苦しむ人も多く、特に42歳の厄年の男性たちは一時的に退場し、水で濡らしてから再び戦いに戻ります。
この戦いは1時間以上続き、22時頃に大人たちの火付けが終了します。
最後に、社殿に火を移して大きな焚き火が作られます。灯篭は「初灯篭」と称され、前年に初めての子どもを迎えた家族が願いを込めて製作します。
これらの灯篭は9メートルの高さを誇り、その伝統と願いの強さを感じさせます。
この火柱と火の粉が空に舞い上がる様子は、まるで神聖な光景のようです。
祭りは毎年22時過ぎに終了し、御神木の柱を倒すと幕を閉じます。社殿は翌日まで燃え続け、その灰で焼かれたお餅は一年の健康を願うものとされています。
奇祭日本三大火祭り「野沢温泉道祖神祭り」
— とんちんかん(とんちの写真館) (@sekitonti) 2020年1月18日
午後20時道祖神太鼓が響き渡り、激しい攻防戦が始まりまる。火付けは最初、祭りの主催野沢組総代、次に灯籠の奉納者、子供たち、大人の火付け攻撃、それを防いで社殿を守るのが25歳の厄年、社殿の上に上がっているのは42歳厄年、攻防線の様子。 pic.twitter.com/4B6rEMrEcu
野沢温泉道祖神祭り2024の歴史
江戸時代後半から続く野沢温泉道祖神祭りは、歴史的な深みを持っています。
祭りの会場近くにある道祖神石碑に「天保十年」と刻まれていることから、その古い歴史がうかがえます。
初めは2ヶ所で祭りが催されていましたが、大正時代には近隣の安全を考慮し、馬場の原での開催に移行しました。この変更は、壮大な火柱の存在を考慮したものです。
この祭りでは地域住民が協力して社殿や灯篭を作ることから、共同体の結束が強まりました。
この伝統は1993年に国の重要無形民俗文化財に認定され、現在では国内外から多くの観光客が訪れる人気のある祭りとなっています。
道祖神の意味とは
道祖神とはどのような存在なのでしょうか。祭りへの参加だけでなく、その背景を理解することも重要です。
道祖神は災難を防ぐ神様として知られ、「どうろくじん」「さいのかみ」「さえのかみ」とも呼ばれています。
「八衢比古神」と「八衢比賣神」が主祭神で、容姿は美しくなかったと言われています。
しかしこの二神の結びつきから生まれた子供は、縁結びの神として崇められています。
全国的には「どんど焼き」として知られるこの祭りでは、お守りや正月飾りを焚き上げる行事が行われます。
良縁や厄払いのご利益が期待され、日本三大火祭りの一つに数えられています。
野沢温泉の効能は
野沢温泉は、温泉地域としてその名を馳せています。また、スキーリゾートとしての人気も高く、数多くのスキー愛好家たちに愛されています。
このエリアに湧く温泉は、様々な健康上の恩恵を提供することで知られています。
特に、痔核や糖尿病、リウマチ、脳卒中、神経痛、胃腸の問題、やけどなど、幅広い疾患に対する効果が期待されています。
各温泉の泉質は異なり、含芒硝・石膏硫黄泉、食塩泉などが主に見られます。
奈良時代に発見されたとされる野沢温泉は、長い歴史を持つ温泉地です。道祖神祭りに足を運んだ際は、ぜひこの温泉でリラックスする時間をもつといいですよ。
野沢温泉道祖神祭り2024の宿泊ホテル
野沢温泉の道祖神祭り開催時は、宿泊施設が早く埋まる傾向にありますが、事前予約をすれば宿泊可能性は高まります。
河一屋旅館(野沢温泉)
住所:長野県下高井郡野沢温泉村大字豊郷8923-1
電話:0269-85-4126
祭りの会場から近く、コストパフォーマンスの良い旅館です。
住吉屋(野沢温泉村)
住所:長野県下高井郡野沢温泉村大字豊郷8713
電話:0269-85-2005
高級感が特徴の宿で、1泊3万円程度。スキー場へのアクセスが良く、静かな立地です。郷土料理を楽しめるため、道祖神祭りとスキーの両方を計画している方に最適です。
リゾートインあべ(野沢温泉)
住所:長野県下高井郡野沢温泉村新田4382
電話:0269-85-2349
コストパフォーマンスの高い民宿で、女将の手作り料理が人気です。
野沢グランドホテル
住所:長野県下高井郡野沢温泉村真湯8888
電話:0269-85-3151
温泉が評価されており、リーズナブルな和室が用意されています。伝統的な旅館を好む方には特におすすめです。
以上のように、野沢温泉には多様なホテルが存在します。道祖神祭りは人気イベントなので、予約はお早めに。
野沢温泉道祖神祭り2024の周辺グルメスポット
野沢温泉は長野県の北部に位置し、新潟からの新鮮な海の幸をはじめ、豊富な食材が揃う地域です。山々に囲まれ、海も近いこの地域では、多彩な美食を堪能できます。
「新屋」(野沢温泉)
住所:長野県下高井郡野沢温泉村大字豊郷8866
電話:0269-85-2044
この店は特に「焼き鳥丼」が名物で、その美味しさと量で評判です。食べ応え十分で、特に男性客に人気です。
「つくしんぼ」(野沢温泉)
住所:長野県下高井郡野沢温泉村大湯9347
電話:0269-85-3565
素泊まり客に人気の居酒屋で、地元民からも支持されている名店です。
地元の方々はさらに隠れた名店を知っているかもしれませんので、ぜひ情報を得てみると良いでしょう。
野沢温泉道祖神祭り2024の周辺スポット
野沢温泉周辺には、訪れる価値のある様々な観光地があります。
温泉街には、魅力的なお土産店が多く、見て回るだけでも楽しいです。
注目のスポットとしては、大湯、日本スキー博物館、麻釜、野沢菜洗い場などがあります。
道祖神祭りだけでなく、これらの周辺スポットもぜひ訪れてみてください。
まとめ:野沢温泉道祖神祭り2024|開催場所や日程・混雑・見どころについても
野沢温泉の道祖神祭りは、国内外の観光客に人気の大規模なイベントです。高く舞い上がる炎は、その壮大な迫力で観る者を圧倒します。
特に注目すべきは、厄男たちの激しい攻防戦。彼らの熱心な参加と祭りへの深い情熱が、見る者にも強く伝わります。
祭りの期間中は、周辺の駐車場や宿泊施設が急速に満員となるため、祭りを体験したい方は計画を早めに立てることをお勧めします。
道祖神祭りの感動と地域の暖かな雰囲気を満喫するためにも、事前準備を行いましょう。