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絶対に見逃せない!手作りクッキー長持ちの秘訣全解説

どんな年齢の人にも愛されるクッキー。店で買うのもいいけれど、自分で焼いたら味わい深くなりますよね。

 

おやつだけでなく、ありがとうの気持ちを伝えるプレゼントにも、手作りのクッキーはぴったりです。

 

家でクッキーを作る人は多いですが、気になるのがどのくらい保存できるか。「このクッキー、いつまで大丈夫かな?」そんな疑問、よくありますよね。

 

特にプレゼントするときは、直前に作るのが難しい場合も多いですし、どれくらいの期間持つのかが気になるものです。

 

この記事では、手作りクッキーをより長く美味しく保存する方法、向いているクッキーの種類、そしてもし湿気てしまったらどうやって復活させるかまで、幅広く解説していきます。

 

すでにクッキー作りを趣味にしている方も、これから始めようと思っている方も、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

 

 

家焼きクッキーの持ち時間は?店買いと手作りの期限に差がある理由

自分で焼いたクッキーは、室温保存で大体一週間ほどはもちますが、美味しさがピークなのは焼きたてから3日間です。

 

もちろん、これは保存の場所や方法によって変わりますが、早めに食べるのがおすすめです。

 

それに対して、スーパーなどで買うクッキーは、賞味期限が数ヶ月から1年の範囲で設定されていることが多いですね。

 

そして、災害用の備蓄食として用意されるクッキーなんかは、5年も持つものもあります。

 

このように、自作と市販のクッキーの保存期間には大きな違いがあるのはなぜでしょうか?

 

主な理由は、市販クッキーには油が酸化しないようにする酸化防止剤や、カビ防止のための防カビ剤など、さまざまな保存料が含まれているからです。

 

これらは色や味が変わるのを防ぐためにも使われています。

 

保存料が含まれているからといって悪いわけではありません。使用が許可されている範囲内なら問題ないとされています。

 

でも、市販のクッキーと同じくらい長持ちすると勘違いして、手作りクッキーを長く放置してしまうと、食品が腐る可能性があり、結果的に無駄にしてしまうかもしれません。

 

そうならないために、クッキーを正しく保存する方法をこれからお伝えします。

 

自家製クッキーの新鮮さを長持ちさせる方法

時間が経つにつれてクッキーの品質が低下する主な原因は、クッキーに含まれる水分量が増加することです。

 

一見、サクサクとしたクッキーには水分が関係ないように思えますが、実際には保管している間に周りの湿気を吸い込んでしまい、それが湿気や品質の低下を引き起こします。

 

したがって、クッキーを保存する際のカギは、どれだけ乾燥した状態を維持できるかにあります。

 

保存する上での基本とは

クッキーを長持ちさせるためには、主に2つの大切なポイントがあります。それは①「焼きたてをどう冷ますか」と②「保存する際のポイント」です。

 

①「焼きたてをどう冷ますか」

クッキーを焼いた後の冷却方法が非常に重要です。

 

オーブン内でそのまま冷ましていたり、焼き網の上で冷ますという方法はありませんか?

 

焼きたてのクッキーを長時間焼き網の上で冷ますと、焼き網とクッキーの間に水蒸気が溜まり、結果として水分がクッキーに戻ってしまいます。

 

そのため、焼き上がり後はケーキクーラーや、家庭で見つけられる揚げ物用の網などを使って冷ますことが推奨されます。

 

もしケーキクーラーを持っていなくても、家にあるもので代替できる可能性があります。

 

②「保存する際のポイント」

手作りクッキーの鮮度を保つには、「乾燥剤」の用意が必要です。

 

わざわざ新しく購入する必要はありません。既に家にある市販のお菓子に付いてくる乾燥剤を再利用したり、紅茶のティーバッグを乾燥剤代わりに使う方法もあります。

 

乾燥剤を用意できたら、それをクッキーと一緒にジップロックバッグや密閉容器に入れて保存します。

 

ジップロックバッグを使う場合は、できるだけバッグ内の空気を抜いてから封をすることが重要です。

 

室温での手作りクッキー保存について

手作りクッキーの適切な保存方法については、基本的に室温での保管が適していると言えます。

 

これは、クッキーが高温で焼かれる過程で、菌やカビのほとんどが除去され、ほぼ無菌状態になるからです。

 

その結果、常温での保存が可能になります。

 

保存場所を選ぶ際には、日光が直接当たらない、風通しの良い涼しい場所を選びましょう。

 

ただし、夏場などの高温期には、先に触れた「乾燥剤を利用した密閉保存」と合わせて、冷蔵庫での保管を推奨します。

 

 

保存に強い手作りクッキーレシピ入門

贈り物として手作りクッキーを考えたとき、どれほどの期間美味しさが保つかが気になる方も多いでしょう。

 

最適なのは贈る直前に焼くことですが、「今焼いて、後日渡したい」という状況はよくあります。

 

そんな時役立つのが、保存性に優れたクッキーの作り方です。こちらでそのポイントをいくつか紹介しましょう。

 

①材料選びのコツ

クッキー作りには油脂類が不可欠ですが、バターやマーガリンなど選択肢によって含まれる水分量が異なります。

 

私はコストパフォーマンスを考慮しマーガリンをよく使用しますが、実はバターのほうが水分が少なく、より湿気に強いクッキーを作ることができます。

 

・有塩バター: 水分量16.2g/100g
ファットスプレッド: 水分量30.2g/100g
(出典: 日本食品標準成分表2015年版)


ファットスプレッドは、油脂含有量80%未満のマーガリン類です。日本の家庭ではこのタイプがよく使われます。

 

②シンプルは美徳

保存性を考えるなら、シンプルなレシピが最良です。

 

チョコレートやドライフルーツなどの追加成分は美味しさを加えますが、水分を含んでおり保存性を下げる要因にもなります。

 

③丁寧な焼成

クッキーを少し長めに焼くことで、内部の水分を飛ばし、カビの発生を防ぎます。

 

ただし、焼きすぎると品質が落ちるため、焼き加減には注意が必要です。

 

④生地の冷凍保存

すぐに焼かない場合や、事前に準備しておきたい場合は、生地を冷凍保存する方法が便利です。

 

特にアイスボックスクッキーは、生地を事前に作り、焼きたい時に必要な分だけ切り分けて焼けるため、非常に便利です。

 

この方法なら、生地は約1か月間冷凍保存可能です。

 

 

湿気を帯びたクッキーをサクサクに戻す裏技

もしクッキーが湿気てしまったとしても、簡単にサクサク感を取り戻す方法がありますので、まだ諦める必要はありません!

 

その方法として推奨されるのは、「電子レンジで加熱する」という手順です。

 

設定は600Wで、30秒程度加熱するだけで、湿気たクッキーが見違えるようにパリッとします。

 

ただし、クッキーをお皿に置く際は、互いに触れないように配置することが大切です。

 

 

まとめ

手作りのクッキーは1週間は保存できますが、3日以内に食べるのが一番美味しい時期です。

 

長期保存を目指すなら、乾燥剤を使って空気を遮断できる容器に入れ、常温で保管することがおすすめです。

 

贈り物にする際は、初めから保存に適したレシピを選ぶことが大切です。

 

そして、もしクッキーが湿気てしまっても、電子レンジで短時間加熱すれば、パリパリの食感を再び楽しむことが可能です。

 

この記事を通じて、手作りクッキーの保存法や、湿気たクッキーの復活方法をご紹介しました。

 

これらの情報が、余分に作ってしまったクッキーや、事前に準備したいプレゼント用のクッキーの管理に役立つはずです。

 

ぜひこれらのコツを活用して、いつでも美味しいクッキーを楽しんでくださいね。