健康を意識した生活やダイエットをしていると、普段食べるもののカロリーに特に注意するようになります。
「お菓子は避けたほうがいいとわかってはいるけれど、たまには味わいたい…」
そんな風に感じること、よくわかります。
今回は、おやつの定番であるケーキとドーナツに焦点を当て、どちらのカロリーが高いかを比較します。
カロリーが低くて、罪悪感なく楽しめるスイーツを選ぶポイントもお伝えします。
特集!ケーキとドーナツ、太りやすさの比較と賢い食べ方
太りにくいケーキの選び方と食べ方を詳しく紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
一般的に、ケーキはドーナツよりも太りやすいと言われています。
しかし、ドーナツも食べ方によってはケーキ以上に体重増加の原因となることがありますので注意が必要です。
主要な材料は、ケーキもドーナツも小麦粉で共通しており、砂糖や卵、バターを使って作られます。
ドーナツは揚げるため、カロリーが高くなる傾向がありますが、ケーキはトッピングに生クリームやチョコレートを加えることが多く、これによりカロリーと脂質、糖質が増加し、太りやすくなります。
ここで、ケーキとドーナツの栄養成分を比較してみましょう。
食品 |
カロリー |
脂質 |
糖質 |
ショートケーキ(一切れ) |
354kcal |
26.46g |
26.25g |
オールドファッションドーナツ(一個) |
216kcal |
8.86g |
31.33g |
出典:Slism
糖質についてはドーナツの方が若干高いものの、カロリーと脂質はショートケーキの方が高く、一般的に一個を間食として食べた場合、ケーキの方が太りやすいと言えます。
ドーナツの小さなサイズから、つい多く食べてしまうことがあります。
特に、クリームやチョコレートでトッピングされているものはカロリーがさらに高くなるため、食べ過ぎには特に注意が必要です。
「カロリーが低いと思って油断する」と、無意識に摂取カロリーが増えてしまうので、過信は禁物です。
ダイエット中でも安心!低カロリーなケーキの選び方
ケーキ選びで重要なのは、使用されている材料です。特に小麦粉と生クリームを多く使うレシピは、カロリーが高く、脂質や糖質も多めになりがちです。
でも、ダイエット中でも時々は甘いものを楽しみたいですよね。そんなときにおすすめの、カロリーを抑えたケーキ選びのポイントをご紹介します。
生クリームを控えめに使っているケーキを選ぶこと
低カロリーケーキのおすすめ
・チーズケーキ
・フルーツタルト
・プリン
・ホイップクリームなしのシュークリーム
生クリームは100gあたり404kcalとカロリーが高いため、これを控えるだけでカロリー摂取をかなり減らせます。
たとえば、チーズケーキやプリンはタンパク質が豊富でダイエットにも適しています。
また、フルーツが主役のフルーツタルトは、タルトの食感が満足感を高めてくれるため、少しで満足でき、ダイエット中のスイーツとして最適です。
ホイップクリームが入ったシュークリームはカロリーが高いため、選ぶ際は注意が必要です。
小麦粉少なめのケーキの選び方
通常、ケーキと言えば小麦粉を基本とした生地が思い浮かびますが、小麦粉をあまり使わないケーキもあります。
特にシフォンケーキがおすすめです。
このケーキは、軽やかでふわふわの食感が魅力で、主に卵白を泡立てたメレンゲを使っているため、カロリーも比較的低く抑えられています。ダイエット中の方でも罪悪感なく楽しむことができます。
その他にも、チーズが主材料のチーズケーキや、小麦粉を使わずにさつまいもを主材料としているスイートポテトも健康的でおすすめの選択肢です。
ケーキを賢く楽しむ方法
ケーキを楽しむ際にカロリーを気にせずに済むタイミングがあります。それは、食事を終えた2〜3時間後の時間帯です。
特に午前10時や午後3時のおやつタイムにケーキを食べると、脂肪が蓄積されにくいとされています。
この現象は血糖値とインスリンの働きに関連しています。食事をすると血糖値が上昇し、体はインスリンを分泌して余分な炭水化物を脂肪として蓄えようとします。
食後すぐは血糖値が高く、この時にケーキを食べると血糖値がさらに上昇し、インスリンの働きが活発になり、脂肪が蓄積されやすくなります。
そのため、血糖値が安定している食後2〜3時間後にケーキを楽しむことが推奨されます。
ただし、夕食後は例外です。夜は活動量が減るため、同じようにケーキを食べても脂肪が蓄積されやすくなります。
さらに、食事前に食物繊維を摂ったり、食後に軽い運動をすることで血糖値の急激な上昇を抑える効果が期待でき、これらの方法を実践する人も多いです。
まとめ
ケーキとドーナツ、太りやすさを比較します。
一般的にケーキはドーナツよりカロリーが高いとされていますが、ドーナツの食べ方次第では太りやすくなる可能性がありますので、注意が必要です。
ケーキ選びでカロリーを気にするなら、生クリームや小麦粉の使用量が少ないものを選ぶと良いでしょう。
これにより、ダイエット中でも罪悪感を感じることなくスイーツを楽しむことができます。
おやつを選ぶ際には、その食べ方や種類に気を付ければ、大きな違いが生まれることもあります。参考にしてみてください。