AppleのiPadは、高機能で洗練されたデザインが世界中で評価されていますが、新品の価格は高めです。
そのため、価格が手ごろな中古iPadに目が向くのも無理はありません。しかし、中古品を選ぶ際にはいくつかの欠点も認識しておく必要があります。
この記事では、中古iPadを避ける理由と、もし購入する場合に気を付けるべきポイントをご紹介します。
- 中古iPadが選ばれる理由
- 中古iPad購入を避けた方が良い場合
- 避けるべき中古iPadモデルトップ3
- 中古iPadの購入時に考慮すべき点
- 中古市場でおすすめのiPadモデル
- 中古iPad購入時の注意点トップ10
- 信頼できる中古iPadのトップ5販売店
- 新品iPadをお得に購入するためのおすすめ店舗
- まとめ
中古iPadが選ばれる理由
中古iPadが人気を集める主な理由は二つあります。
第一に、価格面でのメリットが大きいです。新しいiPadは最新技術を搭載しており価格が高めですが、中古ならば手頃な価格で基本機能を充分に利用でき、経済的です。
第二に、Apple製品の信頼性です。耐久性が高く、中古品でも性能が長持ちするため、多くのユーザーから信頼されています。
中古iPad購入を避けた方が良い場合
中古iPadの購入は魅力的ですが、以下の点に注意が必要です。
不透明な使用履歴: 中古iPadは前の所有者がどのように使用していたかが明らかでないため、未知のリスクが伴います。外見では判断できない内部の損傷やメンテナンスの不備が原因で後にトラブルが発生することもあります。
サポート終了モデル: サポートが終了しているiPadは、新しいOSへのアップデートができないため、セキュリティリスクが高まります。さらに、修理が困難または不可能になることもあります。
具体的には、iOSのアップデートができない古いモデルでは、セキュリティが脆弱になり、新機能も利用できません。また、部品の供給停止により修理ができないモデルも存在します。これらの点を踏まえ、購入を慎重に考えるべきです。
避けるべき中古iPadモデルトップ3
中古iPadを購入する際、一部のモデルはその性能やサポート面で問題があるため避けたほうが良いでしょう。以下の三つのモデルには特に注意が必要です。
iPad (第4世代): 2012年に発売されたこのモデルは、もうiOSのアップデートが受けられず、新しいアプリケーションの使用にも制限があります。
iPad Air (初代): 2013年に発売された初代iPad Airは、アップデートのサポートが終了しており、現代の要求に応える機能が不足しています。
iPad Mini (第1世代): 2012年発売の初代iPad Miniも同様に、アップデートのサポートが終了しているため、新しいアプリの利用が困難です。
これらのモデルは技術的な制約やサポートの終了が原因で、新しいアプリの利用や故障時の修理が難しくなっています。
中古iPadの購入時に考慮すべき点
中古iPadを選ぶ際は、価格の魅力とリスクを共に理解することが重要です。
価格は安いものの、以前のオーナーによる使用状態やサポートの終了したモデルを手にするリスクも伴います。
性能が十分であっても、これらのリスクを考慮に入れた選択が求められます。新品iPadと中古iPadのメリットとデメリットをしっかりと比較検討することも大切です。
新品は最新技術と長期サポートの利点がありますが、価格が高く、新型モデルの登場により価値が下がる可能性があります。
一方、中古は価格が抑えられる利点がありますが、バッテリーの寿命や使用状態による問題、アップデートの制限などのデメリットが存在します。
購入を決める際は、個々のニーズと予算に基づいて慎重に選ぶべきです。
中古市場でおすすめのiPadモデル
新しいiPadが発売されると、市場には旧モデルの中古が多く出回りますが、中には今でも購入する価値のあるモデルもあります。
まず、「iPad Air 3rd」は使い勝手が良く、ホームボタンを備えているため、新しいジェスチャー操作に不慣れな方にもおすすめです。また、日常使用においても性能は十分です。
次に推奨するのは「iPad Pro 2nd」です。Proシリーズは高性能で、筆圧を感知するApple Pencilに対応しており、クリエイティブな作業に最適です。
中古のiPadを選ぶ際は、モデルの発売日、バッテリーの状態、そして重要なのがiOSのサポート状況です。
サポートが終了しているモデルは、新しいアプリが使えなかったりセキュリティリスクが高まるため注意が必要です。
iOS16に対応しているモデル
以下のモデルは2023年6月時点でiOS16に対応しており、中古市場でのおすすめとされます。
・iPad mini(第5世代)
・iPad(第5世代から第10世代)
・iPad Air(第3世代から第5世代)
・iPad Pro(9.7インチから12.9インチの全モデル)
最新情報はAppleの公式サイトで確認することをお勧めします。
中古iPad購入時の注意点トップ10
中古iPadを購入する際、新品購入時とは異なるリスクがあります。以下は購入前にチェックすべき10のポイントです。
外観のチェック:大きな傷や凹みは、内部ダメージの兆候かもしれません。
iOSのバージョンとサポート:古いiOSは新しいアプリの対応外であり、サポートも限定的です。
ストレージ容量:現在のアプリの要求に足りない場合があるため、容量が十分か確認してください。
モデルの種類:Wi-Fiのみかセルラー機能付きか、用途に合わせて選びましょう。
バッテリー状態:劣化していると使用に影響が出ます。
画面の確認:画面に異常がないか実際にチェックしてください。
水損害:水没歴があると内部の損傷が深刻な場合があります。
端末のロック:アクティベーションロックがかかっていると使用できません。
正規品と盗難品の確認:偽物や盗難品を避けるために信頼できる販売店から購入しましょう。
価格の比較:中古価格が市場や新品価格と比べて適正かどうか確認してください。
中古iPadは、信頼できる販売店から購入することが、リスクを避ける上で重要です。フリマサイトなどでは、詐欺や品質問題のリスクに注意が必要です。
信頼できる中古iPadのトップ5販売店
中古iPadを購入する際、専門店からの購入は品質保証や充実したアフターサービスが期待できるため安心です。
特におすすめの中古iPad販売店として、「リサイクルショップ」、「大型電器店の中古セクション」、「Appleの公式リファービッシュストア」、「信頼性の高いオンラインショップ」、「中古家電専門店」が挙げられます。
1)ダイワンテレコム 2006年のiPhone発売からスマートフォンの宅配買取とオンライン販売を手掛け、2013年からはiPhoneの修理サービスを提供しています。初期不良に対する返品保証や3ヶ月間の品質保証があり、コストパフォーマンスが高いです。
2)PC WRAP 20年以上の実績を誇る中古パソコン専門店で、iPadやiPhoneも扱っています。3年保証と簡単な返品ポリシーが利用者には魅力的です。
3)エコたん 大手通信会社と連携し、上場企業日本テレホンが運営するECサイトで、すべての商品に保証がついているため、安心して購入できます。
4)Apple整備済製品(Amazon) Amazonで販売されるAppleの整備済製品は新品に近い品質で、定価の約1割引で提供され、購入時には2.5%のポイント還元があります。
5)楽天市場(iPad中古) 楽天市場では中古iPadをセールイベント時に割引価格で提供し、10%以上のポイント還元が可能です。
新品iPadをお得に購入するためのおすすめ店舗
新品iPadを求めるなら、Appleストアだけでなく「大手電器店」、「通信キャリアのショップ」、「オンラインショップ」、「Apple公式ストア」、「ディスカウントストア」も良い選択肢です。これらの場所では一般的な小売価格よりも安価に購入できることが多いです。
まとめ
中古iPadの購入は価格の面でのメリットがありますが、潜在的なリスクも考慮が必要です。
この記事で紹介した注意点を把握し、購入先やモデルを慎重に選ぶことで、末永く満足して使えるiPadを手に入れることができます。