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窓や換気扇がないバスルームで湿気とカビを防ぐ4つの対策

アパートやマンションの中には、窓や換気扇が設置されていないバスルームが多くあります。

 

私自身、以前住んでいた部屋もそのタイプで、一年中カビとの戦いが続いていました。幾度となく試みた結果、効果的な湿気対策を見つけることができました。

 

この記事では、以下のポイントに焦点を当てて解説します。

 

・換気扇や窓がない浴室でも効果的に換気する方法
・日常的に風呂場のカビを防ぐコツ


これらの対策を実践すれば、蒸し暑いバスルームも快適でサラサラの空間に変わるはずです。

 

 

 

窓や換気扇のない浴室で湿気を解消する方法

窓や換気扇がない浴室では、湿気が溜まりやすく、それが脱衣所や他の部屋に広がることがあります。

 

そうした場合の換気方法を次のステップでご紹介します。

 

・浴室の扉をしっかり開ける
・浴室向けに扇風機やサーキュレーターを使う
・キッチンの換気扇で湿気を外に出す

 

【ステップ1】浴室の扉をしっかり開ける

まず、入浴後には浴室の扉を完全に開放し、空気の流れを良くします。これにより、湯気が自然に脱衣所に流れていきます。

 

【ステップ2】扇風機やサーキュレーターを浴室に向けて使用する

ただ扉を開けるだけでは、湿気がすべて排出されるわけではありません。

 

浴室に向けてサーキュレーターや扇風機を設置し、積極的に空気を動かしましょう。

 

サーキュレーターは特に空気の循環に効果的で、上向きに風を送りつつ首を回転させるとさらに良いです。

 

【ステップ3】キッチンの換気扇を使用して湿気を外に排出する

浴室の湿気が他の部屋にも及ぶことがあるため、キッチンの換気扇を利用して湿気を外に排出します。

 

湿気が多い時は特に、換気扇を強力に稼働させると効果的です。

 

これらの手順に従えば、換気扇や窓のない浴室も快適に保つことが可能です。

 

窓や換気扇がない浴室でカビ対策を行う4つの方法

窓や換気扇のない浴室では、カビが発生しやすくなるため、特別な対策が必要です。ここでは、カビの発生を抑えるための効果的な4つの方法を紹介します。

 

・入浴後には冷水で浴室の壁をシャワーで洗い流す
・床や壁の水気をしっかりと拭き取る
・浴槽のお湯は使った後すぐに排水する(再利用する場合はフタをする)
・浴室のドアは年中無休で開けておく

 

【冷水シャワーで温度を下げる】

シャワーを使った後、壁や床が暖まり、湿気が増すため、カビが育ちやすくなります。

 

入浴後、冷水で浴室の壁や床を洗い流すことで、温度を下げ、湯気を減らすことができます。

 

【水分を丁寧に拭き取る】

冷水シャワーで温度を下げた後、水分が残るとカビが生えやすくなります。

 

スクイージーやタオルを使って、壁や床の水滴を効果的に取り除きましょう。バスタオルを再利用することもできます。

 

【浴槽の水は即座に排水】

浴槽にお湯を溜めておくと湿気の源になります。節水を考えてお湯を再利用する場合でも、フタをして湯気が漏れないようにすることが重要です。

 

【ドアは開けっ放しにする】

通常は閉めておくのが普通ですが、換気設備がない場合はドアを開けておくことで、自然な空気の流れが生まれ、湿気を逃がすことができます。

 

これは換気設備がない場合に特に有効な方法です。

 

換気設備がない浴室の湿気対策としての最終手段

浴室でカビが繁殖しやすい場合、サーキュレーターやキッチンの換気扇を活用しても限界があります。

 

特に湿度が高い環境に住んでいる場合は、除湿機能が付いた家電製品の利用が効果的です。

 

・エアコンの除湿機能の使用
除湿器の設置

 

これらは湿気対策として非常に有効です。

 

【エアコンの除湿機能の使用】

お住まいのアパートやマンションにエアコンがあれば、除湿機能が搭載されているかを確認しましょう。

 

湿度が高い梅雨時などにこの機能を活用すると良いでしょう。ただし、除湿モードによって電気代が異なるため、各モードの特性を理解しておくことが大切です。

 

・弱冷房除湿:温度をわずかに下げるが、電気代は比較的安い
・再熱除湿:温度はほぼ変わらず、電気代が多くかかる

 

寒い季節には再熱除湿が適していますが、電気代が高くなる点に注意が必要です。

 

除湿器の設置】

湿度の高い部屋では、除湿器を設置することを考えてみてください。

 

移動後も使用できるため、購入することで一年中快適な環境を保つことができます。除湿器には以下の種類があります。

 

・コンプレッサー式:夏に向け、コストパフォーマンスが良い
・デシカント式:冬に適しており、価格も手頃
・ハイブリッド式:オールシーズン使用可能で、最も汎用性が高いが価格は高め

 

夏に主に使用する場合はコンプレッサー式が適していますが、年中湿気が問題となる場合はハイブリッド式がおすすめです。

 

賃貸住宅の浴室に後から換気扇を取り付けることはできる?

一人暮らしを始める際、不慣れなため十分な内覧をせずに物件を選んでしまい、結果的に窓も換気扇もない浴室のある住まいに引っ越してしまうことがあります。

 

このような場合、後悔することも少なくありません。賃貸住宅では、後から換気扇を設置するのは一般的に難しいとされています。

 

大家さんや管理会社に相談することもできますが、以下のような理由で設置が難しいことがほとんどです。

 

窓:建物の構造上、窓の設置が不可能な場合が多い
換気扇:ダクトの設置には高額な費用がかかります


このため、自分自身で工夫して湿気を逃がす方法を考える必要があります。

まとめ

窓や換気扇が設置されていない浴室で効果的に換気を行う基本的な方法は以下のとおりです。

 

1.浴室のドアを開け放ち、空気の流れを改善する。
2.サーキュレーターや扇風機を使用して、空気を動かす。
3.台所の換気扇を活用して、部屋全体の空気を循環させる。


これらのステップで湿気を外に逃がすことが可能です。

しかし、これだけでは解決しない湿気やカビの問題が続く場合は、次のような追加対策を実行してみてください。

 

1.入浴後に冷水で浴室の壁や床にシャワーをかけ、温度を下げる。
2.浴室内の水分をできるだけ丁寧に拭き取る。
3.浴槽のお湯は使用後に即座に排水する。
4.風呂のドアを年中無休で開けっ放しにして、恒常的に換気を促進する。


これらの対策により、湿気とカビを抑えることができるでしょう。